江戸時代(1844年)に誕生した清酒「國盛」は、「国の繁栄を願い、それとともに我が酒の盛んなること」を願って命名されました。以来、その想いを受け継ぎ、より多くの人に喜んでいただけるお酒を追い求め、時代の変化に合わせて常に進化をしながら酒造りを続けてきました。
また同時に、長い歴史の中でわたしたちが大切にしてきたのは、「買う身になって まごころこめて よい品を」という理念です。
どのような時代であっても、第一に考えるのはお客様の満足。そのためには、お客様の視点に立って誠心誠意取り組み、高い品質の商品を適正な価格で提供することが、なによりも大切だと考えています。お客様のやすらぎのひとときや豊かな食文化に少しでも貢献することを願い、わたしたちは今日もまごころこめて「國盛」を醸します。
よい品をお届けするために
伝統と革新の融合で、
より高品質な酒造りを実現
創業以来磨き上げてきた伝統の技で醸す自慢のお酒を、安定的により多くのお客様に楽しんでいただくため、この業界の中でもいち早く最新の設備を取り入れた生産体制を整備してきました。職人の勘や経験はもちろん大切ですが、それに加えて化学的、客観的な評価を重ね、機械化できる部分はうまく活用して品質をより緻密に調整・管理。そうすることで、代わりがきかない人の五感が必要となる工程に集中することが可能となり、さらなる品質の向上を実現しました。
ユニークな商品を
多彩にラインナップ
伝統を重んじながらも進取の気性も大切にする中埜酒造では、時代によって変化する日本の食文化に合わせた、個性あるユニークなお酒を多彩に展開。お客様に新たなお酒の楽しみ方をご提案していきたいと考えています。お肉料理との相性の良さに特化した「とらじの唄」や、さまざまなフレーバーのリキュールなどはその一部。そうした商品開発を支えるのは、中埜酒造の高い醸造技術と、革新的なアイデア力、そしてそれらを実現する高いブレンド技術です。また、常に新しい商品を生み出し続けることで、食文化の醸成にも貢献したいと願っています。
「つくり贅沢 うまさ贅沢」を
信条にした酒造り
中埜酒造の酒造りの信条は「つくり贅沢 うまさ贅沢」です。贅沢なうまさを実現するためには素材も贅沢でなくてはなりません。そのため、一つひとつのお酒のコンセプトに合わせた素材の選定、調達がとても重要となります。たとえば、素材の個性が品質に直結する梅酒は、「國盛FARM」にて特別な方法で自社栽培した梅が使われています。「半田郷」の麹米は、地元愛知の農家で大切に育てられた酒造好適米「若水」を使用するなど、素材選びにはとことんこだわっています。また、その素材を活かす醸造技術を磨き上げることが大切なのはいうまでもありません。うまさ贅沢のためには、すべてに手間ひまを惜しまない。それがわたしたちの酒造りです。
ランキング 8
での受賞数
梅酒を発売 1993
梅作り
みかん・ぶどうのお酒
免許取得 1986
半田の醸造文化の継承
國盛が造られた伝統の蔵「酒の文化館」
長きに渡り酒造りを行ってきた蔵で、数多くの資料を展示しています。伝統的な酒造りの道具や当時の職人の技などを紹介すると共に、技術を繋いできた先人たちの記憶を継承し日本の酒文化を今に伝えています。開館以来、半田の観光施設として多くの方にご来館いただいています。
地域との交流
酒造り体験や各種イベントを通じてつながる、蔵と人、蔵と地域
中埜酒造では皆さまとの交流の機会を広げるため、日本酒にまつわるさまざまなイベントを開催。お酒の楽しみ方や、お気に入りの一本を見つけ、新たな魅力に出会うことができます。
日本酒が身近に感じられる、酒造り体験
酒造り体験では、蒸し米からラベル作り、瓶詰まで一通りの工程を通してオリジナルの1本を造ることができます。酒造りの体験を通じて、日本酒をもっと身近に感じていただくことができるイベントです。
「どぶろくまつり」は年に一度のお楽しみ
毎年12月に「酒の文化館」で開催する「どぶろくまつり」では、ここでしか味わえない火入れ殺菌前の生のどぶろくを提供しています。この時期だけのお楽しみとあって、ご家族や友人と参加してくださる方々で賑わいます。
全国的に有名な「半田山車祭り」に協賛
5年に1度開催される、この地域最大のイベント「半田山車祭り」。31台の山車が勇壮な曳き廻しを行い、一堂に集結する様子を見に全国から多くの人が訪れます。中埜酒造では、この山車祭りを盛り上げるための協賛や限定酒を販売しています。